同志社大学生命医科学部医工学科 ティッシュエンジニアリング研究室(視覚再生医療グループ)

 


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ティッシュエンジニアリング研究室(視覚再生医療グループ)の
研究内容・実績

研究内容

我々の研究テーマは、「角膜内皮疾患に対する再生医療・薬物治療の開発」です。角膜の裏側にある角膜内皮細胞は、角膜を透明に保つために必須の細胞であるにもかかわらず、再生能力を持っていません。そのために、病気やケガ、眼科の手術などによって角膜内皮細胞が傷害されると、角膜が濁って視力を失います。このような病気(水疱性角膜症)に対して、再生角膜内皮シート移植の開発を行い、2006年には世界で初めて、ヒトと同様に角膜内皮が再生しにくい霊長類であるサルの水疱性角膜症モデルを用いて、培養角膜内皮シート移植が可能であることを報告しました。  
さらに最近では、培養角膜内皮細胞の注入治療や、角膜内皮細胞を増殖させることによって水疱性角膜症の発症を予防する点眼薬の開発にも取り組んでおり、2013年12月には京都府立医科大学において、世界初の培養角膜内皮細胞の注入治療の臨床研究を開始いたしました。現在はこれらの新しい治療法の企業における製品化を目指した研究を行っています。またフックス角膜内皮ジストロフィなど重症の角膜内皮障害の病態を解明し、点眼薬など新規治療法の開発にも取り組んでいます。


 

【学外研究機関・企業との共同研究

学外共同研究機関として、京都府立医科大学大学院視覚機能再生外科学、京都大学再生医科学研究所、大阪大学免疫学フロンティア研究センター、英国カーディフ大学、ドイツエルランゲン大学等、国際的な最先端研究を実施している研究グループとの共同研究を行っており、角膜疾患やドライアイ、緑内障、網膜疾患など、視覚障害を来すさまざまな疾患の病態解明、診断・治療法の開発に関する研究を行っています。また我々は、患者さんのための再生医療を実現するために製薬企業等との共同研究も積極的に行い、医工連携、産学連携の強みを活かした、独創的な研究拠点の形成を目指しています。


本研究室の研究活動は内閣府「最先端・次世代研究開発支援プログラム」の支援を受けて行っており、患者さんのための再生医療を実用化することを通して、研究の成果を社会に還元したいと考えております。

 

研究実績 / 競争的研究資金の獲得状況

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